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国内最大級の国際的アート見本市「アートフェア東京」超絶技巧の技が光る!!

Writer:CHAOLATE

2023/03/16

日本最大級のアートフェアである本展は、「多様性(Diversity)」という世界のアートマーケットのトレンドを体験する場となっています。そのなかで、日本のアートマーケットが継続性を保持しながら、いかに「変動(change)」をしていくか、が今年のテーマとなっています。

 

会場で注目を集めていた作家・ギャラリーをいくつかご紹介させていただきたいと思います。

1. 靖雅堂 夏目美術店(東京都・九段南)
2. GALLERY 麟(東京都・京橋)

 

 

1. 靖雅堂 夏目美術店(東京都・九段南)

創業90年、靖国神社にほど近い九段にて、「Life with Art」をモットーに、主に日本画を中心にご紹介しております。
会場で皆さんが食い入るようにみていたのが「小柳景義 鬼ヶ島」です。3600×2000 mmの大迫力サイズ!
戦国武将と鬼軍団が戦っており、スケールが大きく、細密に描き込まれています。
そこに登場する名の知れた武将たちと、さり気なく作者と家族が描かれているそうです。また、一寸法師もいるそうですが見つかりませんでした。
ウォーリーを探せみたいにいつまでも見てられるし、楽しい作品でした。

靖雅堂 夏目美術店
東京都千代田区九段南4-8-28 夏目ビル
HPはこちら→靖雅堂 夏目美術店

 

2. GALLERY 麟(東京都・京橋)

「様々な美を様々な形で紹介する」をコンセプトにされているギャラリーです。京橋骨董通りという地の利を活かし、工芸、古美術、現代美術まで時を超越する様々な美の企画展を手掛けています。会場では「鈴木淳夫 彫る絵画 」が注目されていました。作家は「絵画とはなにか」をテーマに制作し、アクリル絵具で書いた絵画を彫刻刀で彫っています。作品の隣には彫った断片を器にしたものもあり、丁寧に彫られていることがわかります。

GALLERY 麟
東京都中央区京橋2-6-10 宝照ビル1F
HPはこちら→GALLERY 麟

会場では、本記事では紹介し切れない作家・ギャラリーが多数ありましたので、引き続き紹介できればと思っております。

 

「アートフェア東京2023」開催概要
会期:2023年3月10日(金)から3月12日(日)まで
時間:3月10日(金) 11:00 - 19:00
   3月11日(土) 11:00 - 19:00
   3月12日(日) 11:00 - 16:00 

会場:東京国際フォーラム ホールE / ロビーギャラリー
入場料: 前売券 4,000円 / 当日券 5,000円

ライター

CHAOLATE

旅を通して感じる”文化、風景、味覚、香り、音、質感”を伝えられたらと思い始めました。
非日常をみんなで共有しましょう。
【好きなもの】旅行、飛行機、宇宙、SF